青森のニュース

<大間原発>下北半島西部の追加地質調査開始

大畑川支流のがけを調べる地質調査会社の担当者

 電源開発(Jパワー)は10日、青森県大間町で建設中の大間原発の新規制基準適合性審査(安全審査)に関連し、原発周辺地域での追加地質調査を始めた。調査は下北半島西部の広い範囲に及ぶ見込みで、終了時期は未定。
 むつ市の大畑川支流であった地表面踏査が同日、報道各社に公開された。地質調査会社の3人が、河成段丘面の可能性がある国有林内の箇所で、がけをスケッチしたり岩石を確認したりした。
 大畑川流域では1週間で約10地点を調べる計画。その後、同市の川内川流域でも同様に調査する。Jパワーは踏査結果を踏まえ、ボーリング調査の位置などを決める方針。
 原子力規制委員会はこれまでの審査会合で、段丘地形の成因に関するデータ不足を指摘していた。Jパワー大間原子力建設所の関島正浩所長代理は「データをそろえ、審査が遅滞なく進むようにしたい」と話した。
 Jパワーは今後の具体的な調査計画を作成中。同社が目標にする11月までの規制委による審査終了と、テロ対策など向けの特定重大事故等対処施設の着工は困難な状況になっている。


2015年08月11日火曜日

先頭に戻る