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佐野氏デザインつや姫ロゴ 山形県、問題なし

つや姫のロゴマーク。佐野氏は左側の「※」をモチーフにしたマークをデザインした

 吉村美栄子山形県知事は24日の定例記者会見で、2020年東京五輪の公式エンブレムなどをめぐり、盗用疑惑が浮上した佐野研二郎氏がデザインした県産ブランド米「つや姫」のロゴマークに関し、「適正に商標登録されており、問題はない」と語り、使用を継続する考えを明らかにした。
 吉村知事は、県が疑惑浮上後、商標登録を担当した弁理士事務所、デザイン関連会社に意見を照会したと説明。異議申し立てなく商標登録されており「類似を指摘されても問題ない」との見解を得たという。「デザイン公表から長期間、問題なく経過した。法律上の問題はない」と述べた。
 県によると、マークと他作品の類似を指摘する通報はないが、「佐野氏のデザインを使い続けるのはどうか」「違うマークにすべきだ」などの声がメールなどで数件寄せられたという。
 マークは、制作を委託した広告代理店が佐野氏にデザインを依頼。3点の候補作の中からつや姫デビュー前の09年8月、有識者会議で現在のマークに決定し、10年2月、県を権利者として商標登録した。
 コメを表す記号「※」をモチーフに緑、赤の配色で山に囲まれた風土と朝日を表現した。コメ袋や関連商品の包装紙のほか県職員の名刺、知事記者会見の背景板などにも使われている。
 吉村知事は「つや姫のブランドイメージ構築に大きく寄与したマーク。県民や全国の消費者に定着し、親しまれており、これからも使い続けたい」と述べた。


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2015年08月25日火曜日

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