福島のニュース
  • 記事を印刷

<サブドレン>福島県廃炉協が安全性点検

浄化後の水を海洋放出する排水口を確認する廃炉協のメンバー(代表撮影)

 東京電力福島第1原発の建屋周辺の井戸「サブドレン」から地下水をくみ上げて浄化後に海洋放出する計画で、福島県や地元自治体などで組織する廃炉安全監視協議会は26日、設備の安全性を確認するため立ち入り調査を行った。

 専門委員や県、地元5市町の担当者23人が参加。くみ上げた地下水を一時貯留するタンクや放射性物質を取り除く浄化装置、港湾の排水口を点検した。
 委員らは視察後、東電に対し、地下水の水位管理やサンプリングを徹底するよう要望。樵(きこり)隆男県危機管理部長が「廃炉に向け、サブドレンを安全かつ着実に稼働してほしい」と申し入れた。第1原発の小野明所長は「運用基準を守り、安全を第一に実施していく」と述べた。
 計画では41本の井戸から1日約500トンの地下水をくみ上げ、浄化装置を経由して海洋放出する。県漁連と全漁連は25日、実施容認を正式決定した。放出時期は決まっていない。


2015年08月27日木曜日

  • 記事を印刷

先頭に戻る