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マップで地域に溶け込んで 南三陸・入谷

佐藤町長(左)に入谷地区のマップを手渡す復興みなさん会のメンバー

 宮城県南三陸町の一般社団法人復興みなさん会は同町入谷周辺を紹介する「入谷お役立ちマップ」を完成させた。東日本大震災で被災して入谷の災害公営住宅に移った住民に地域に溶け込んでもらおうと、地域住民と交流しながら製作した。入谷地区の全戸に配布する。

 お役立ちマップはA2判カラー。14の施設や17の商店の位置と連絡先のほかに、地元の祭りや栽培している農産物をイラストで示した。凍結しやすい道路や散歩コースといった生活密着の情報も盛り込んだ。
 入谷地区は内陸で津波の被災が比較的小さく、いち早く「町営入谷復興住宅」が完成。沿岸部の住民約50世帯が昨年8月に入居した。みなさん会は同年11、12月、復興住宅でマップ作りのためのワークショップを開催して地域住民との意見交換の場をつくった。
 みなさん会のメンバーは9日、町役場を訪れて佐藤町長にA1判サイズの拡大パネルを手渡し、マップの完成を報告した。代表の後藤一磨さん(67)は「マップを使って早く入谷の住民になってもらいたい。震災後に開店した店も多く、古くからの住民も必要としている」と話した。
 みなさん会は公益財団法人トヨタ財団からの助成を受け、被災地でのコミュニティー形成を行う。同様のマップは町内の別の地区でも製作する予定。


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2015年09月13日日曜日

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