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<木質バイオマス>平川に発電所 間伐材利用

完成した発電所の内部。右が発電機

 間伐材やリンゴの剪定(せんてい)枝などを燃料にした発電事業を手掛ける「津軽バイオマスエナジー」(青森県平川市)の平川発電所が完成し、開所式が28日、現地であった。10月末まで試運転し、11月1日に本格稼働する。
 同社は廃棄物処理・リサイクル業のタケエイ(東京)を中心に、地元木材業者やリンゴ農家による「津軽バイオチップ」や平川市などが出資して設立。隣接する津軽バイオチップの工場で破砕、加工した木質チップを燃料にする。
 1日最大210トンを燃やす際に発生した水蒸気でタービンを回して発電する。最大出力は6250キロワット。年間発電量は約4000万キロワット時で、約1万4000世帯の消費分に当たる。砂が敷き詰められた流動層ボイラーを採用。高熱で砂を沸騰状態にして水分量50%までの木質チップを燃やせるという。間伐による山林整備の効果などで二酸化炭素の発生を年間1万7000トン削減できるという。
 発電した電力は、タケエイ設立の新電力「津軽あっぷるパワー」(平川市)を通じ地元に供給するほか東北電力に売る予定。
 開所式にはタケエイの山口仁司社長や長尾忠行平川市長らが出席。津軽バイオマスエナジーの大山清悦社長は「廃棄物の有効活用やエネルギーの地産地消を地域と目指す」と話した。


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2015年09月29日火曜日

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