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震災に負けない 不屈の東北人魂音と形に

◎栗原・来月4日万葉祭

 東北の伝統芸能や縄文土器を通じ、東北らしさを考えてもらう「第8回くりはら万葉祭−土と火のまつり」が10月4日、栗原市一迫の古民家展示施設「風の沢ミュージアム」である。ことしは人気バンド上々颱風(シャンシャンタイフーン、2013年活動休止)のボーカル白崎映美さん(酒田市出身)が出演。東日本大震災から立ち上がろうとする東北人の力強さをステージで表現する。
 栗原市内外の有志で組織する「タラチネの会」が主催。栗原市の城生野神楽、盛岡市のさんさ踊り、登米市の八ツ鹿踊り、奥州市の念仏剣舞、秋田県羽後町の西馬音内盆踊りが披露される。
 午後6時からは白崎さんが率いるビッグバンドグループ「白崎映美&東北6県ろ〜るショー!!」が登場。8世紀、東北地方に侵攻してきた朝廷軍に抵抗し「まつろわぬ(服従しない)民」として知られた古代蝦夷(えみし)の姿を、震災復興に向かう現代の東北人に重ね合わせて演奏する。
 会場の広場には、岩手県野田村の陶芸家泉田之也(ゆきや)さんが高さ約3メートルのオブジェ「滅びぬもの」を制作する。震災や東京電力福島第1原発事故に遭遇しても変わらない東北人の不屈の魂を表現。当日は空洞の内部に火をたき、幻想的な雰囲気を演出する。
 開催に先立ち、3日午後3時から事前に制作した縄文土器を野焼きし、東北のものづくりの原点に思いをはせる。参加自由。
 入場無料。4日は午後2〜8時。雨天中止。連絡先は風の沢ミュージアム0228(52)2811。


2015年09月30日水曜日

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