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<ささ結>知恵と自然の循環表現 ロゴ完成

発表された「ささ結」のロゴデザイン(左)とパッケージデザイン
試食会では「ささ結」の炊きたてのご飯が振る舞われた

 宮城県大崎市や大崎地域3農協などで組織する「大崎の米『ささ結』ブランドコンソーシアム」(代表・伊藤康志大崎市長)は30日、10月に市場デビューするコメの新品種「ささ結(むすび)」のロゴデザインとパッケージデザインを発表した。
 米粒のような円を二つ重ねたロゴデザインは、大崎耕土に伝えられてきた人間の知恵と自然の「循環」を表す。パッケージの下部に描かれた稲穂は、東北人の心にある自然への畏怖、実りへの感謝をシンボライズした。
 大崎市岩出山の農家レストラン「四季の里・凛菜(りんさい)上の家」で発表会があり、関係者ら30人が出席した。コンソーシアム副代表の佐々木稔古川農協組合長が「宮城に『ささ結』ありと、全国津々浦々にPRし、売り込んでいきたい」と意気込みを述べた。
 試食会には大崎市古川の生産者加藤憲治さん(66)が育てた「ささ結」のおにぎりが登場。加藤さんは「計画より10日ほど早く刈り取ったが、上々の香りだ」と目を細めていた。出席者は、江合川産子持ちアユの田楽や手作りがんもどきなどと一緒に、宮城米の次期エースの味を堪能していた。
 「ささ結」は宮城県古川農業試験場が開発。ササニシキのあっさりした食味と、ひとめぼれの作りやすさを兼ね備え、すし米や酒造米としても注目を集めている。ことしは約30ヘクタールに作付けされ、160トンが市場に出回る。JR古川駅前で10月11日に開かれる「新米まつり」で初めて一般に販売される。


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2015年10月01日木曜日

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