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<コボスタ>天然芝に改修 3万人超収容確保

東北楽天の参入以来、人工芝を使っているコボスタ宮城

 プロ野球東北楽天が来季に向けて進めている楽天Koboスタジアム宮城(コボスタ宮城、仙台市宮城野区)の改修計画の概要が30日、分かった。グラウンドの人工芝を天然芝に張り替えるとともに、左翼外野席後方を公園として整備し、3万人を超える収容人数を確保するのが大きな柱。球場の魅力を高める「ボールパーク化」を加速させる。
 天然芝に張り替えるのはフェアグラウンドの内外野。人工芝に比べ、選手の体への負担が軽くなると言われる。米大リーグでは屋外の天然芝球場が主流といい、球場の雰囲気づくりにも配慮した。
 2007年オフに張り替えた人工芝は更新時期を迎えている。天然芝への張り替えは寒冷地対策の難しさなどから一時断念したが、技術的に解決できるめどが立ったとして導入を決めた。
 スタンド改修では、左翼外野席後方にある仮設の「楽天山観覧席」(1505席)などを撤去し、観客席の一部として新たに約5500平方メートルの公園を整備する。大リーグ、パドレスの本拠地球場ペトコ・パークを参考に、イベント会場や子どもの遊び場などの活用策を検討しており、新たな観戦スタイルを提案する。
 バックスクリーンのスコアボードは、発光ダイオード(LED)を使った縦10メートル、横25メートルの大型ビジョンに改装する。今まで以上に詳細なデータの紹介や迫力ある演出が可能になる。
 総工費は約30億円に上る見込みで、親会社から支援を受ける。プロ野球に新規参入した当初以来の大規模な球場改修となる。

[コボスタ宮城]1950年に県営宮城球場としてオープン。外野に天然芝を張るなどの改修と照明設備新設が行われ、73〜77年はプロ野球ロッテの本拠地。2005年の東北楽天のプロ野球新規参入に伴い全面改修され、内外野を人工芝化。現在のグラウンドの広さは両翼100.1メートル、中堅122.0メートル。最大収容人数は2万8736人。


2015年10月01日木曜日

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