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<復興牧場>牛搬入 11月にも牛乳出荷

牛舎に搬入され、餌の麦わらを食べるホルスタイン=2日、福島市

 東京電力福島第1原発事故で休業した酪農家5人が共同経営する福島市の「復興牧場」に2日、ホルスタインが初めて搬入された。早ければ11月下旬にも牛乳の出荷を始める。
 北海道十勝地方などからトラックで運んだ60頭を、従業員ら約20人が約1時間かけて牛舎に移動させた。健康状態を確認するため1頭ずつ採血した後、餌の麦わらを与えた。
 11月上旬に搾乳を始め、一定量がたまった段階で出荷する。来年3月末までに500頭を搬入し2〜3年後には580頭にまで増やす計画。
 牧場は福島県酪農協が国などの補助金約20億円を活用して整備した。原発事故で離農を余儀なくされた酪農家でつくる農業生産法人フェリスラテが経営する。
 フェリスラテはイタリア語の「幸福」と「牛乳」を組み合わせた造語。田中一正社長(44)は「牧場らしくなった。社名通りわれわれも消費者も幸せになれるといい」と語った。


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2015年10月03日土曜日

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