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<避難解除>楢葉でデイサービスセンター再開

再開したやまゆり荘を内覧する関係者

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が9月に解除された福島県楢葉町で4日、デイサービスセンター「やまゆり荘」が再開した。
 町が設置し、町社会福祉協議会が運営。温泉の浴室や保養室、車椅子で入浴できる浴槽、リハビリ器具などを備える。国の交付金や県の補助金を利用し、約8500万円で復旧工事や新たな設備導入を進めた。原発事故後、町内で福祉施設の再開は初めて。
 帰町者が少ないため、当面は介護予防を目的に、介護保険外で浴場やリハビリ器具を無料開放し、高齢者らの交流の場にする。運営費は町が助成する。
 松本幸英町長は式典で「帰還に向け、町民の不安解消につなげたい」とあいさつ。施設を訪れた横田芙美子さん(78)は「自宅に戻って暮らしているので、月に数回は来て楽しく過ごしたい」と話した。
 楢葉町では、民間の特別養護老人ホームも来年1月の再開を目指して準備を進めている。


2015年11月05日木曜日

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