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復興ツーリズム方策議論 仙台でシンポ

復興ツーリズムの意味をさまざまな角度で語り合ったシンポジウム

 シンポジウム「東日本大震災被災地の復興ツーリズムの可能性」が7日、仙台市青葉区の東北学院大であった。産学官それぞれの立場で復興ツーリズムに関わる専門家が、被災地を訪ねて教訓を学ぶ意義や、交流人口拡大や地域振興につなげる道筋について議論した。
 同大東北産業経済研究所が主催し、市民ら約150人が参加。パネリストを務めた宮原育子宮城大事業構想学部教授は「震災の悲惨さよりも、インフラや心をどう立て直したかを学び、そこに暮らし続ける人に思いをはせられる来訪者になってほしい」と訴えた。
 間庭洋仙台商工会議所専務理事は「東北の魅力にめりはりをつけ、6県が一体となって情報発信することが大切だ」と強調。JTBグローバルマーケティング&トラベルの阿部昌孝地域交流推進部長は「観光も地域の宝を掘り起こす時代。地域がステップアップするような新たな価値創造につなげたい」と語った。
 守本憲弘東北経済産業局長は「被災地の人たちが頑張れる産業をつくる手伝いをするのが復興政策。復興ツーリズムは産業をつくる手段の一つだと思っている」と述べた。


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2015年11月08日日曜日


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