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<最終処分場>調査不発「努力の事実つくる」

ことし20日目の現地入りも、住民の抗議を受けて引き返す環境省職員(手前)

 東京電力福島第1原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設問題で、環境省は11日、県内3候補地のうち加美町田代岳で現地調査を試みた。現地入りはことし20日目。住民約160人の抗議を受け、今回も作業着手はできなかった。
 東北地方環境事務所の東利博保全統括官ら4人が午前11時すぎ、田代岳から1.5キロ手前の町道で住民と向き合った。東氏は「指定廃棄物の一時保管に困っている。調査をして候補地を1カ所に絞り込みたい」と理解を求めたが、拒否された。
 田代岳では11日、みぞれが降った。東氏は取材に対し「降雪で町道が全面通行止めになれば物理的に調査は無理。それまで現地入りする」と話した。事態打開のめどが立たない現状については「結果的に調査に入れなかったとしても、環境省として努力したという事実をつくる」と述べた。
 住民団体「放射性廃棄物最終処分場施設建設に断固反対する会」の高橋福継会長(73)は「雪が降ろうと環境省が来る限りわれわれも来る」と話した。
 環境省は8月末に2日間、現地調査を試みた後、10月6日以降は土日祝日と県議選の選挙期間中を除き、毎日現地を訪れている。


2015年11月12日木曜日

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