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<全町避難>福島・富岡町が帰町検討委を設置

 東京電力福島第1原発事故で全町避難する福島県富岡町は11日、将来の帰還を見据え、ライフライン整備や放射線量低減などを総合的に評価する「帰町検討委員会」を設置した。「早ければ2017年4月の帰町開始を目指す」と示した町第2次災害復興計画の実現に向け、帰町条件などを定めた計画を本年度内に策定する。
 検討委は放射線分野の専門家や医療、商業などに携わる町民ら計12人で構成。
 帰町判断の重要な要件として(1)安全の確保(2)医療環境やライフラインなど生活機能の回復−などを想定。先行して策定する帰町計画には、除染効果や医療環境整備など分野ごとの項目を盛り込み、達成度を評価できるようにする。
 11日に郡山市内の町仮役場事務所であった初会合で、委員長に選出された富岡町商工会の渡辺正義理事は「町民の視点に立ち、安心感を持って帰還につながるよう努力していきたい」と述べた。


2015年11月12日木曜日

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