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<最終処分場>富岡町長、追加対策を一定評価

最終処分場受け入れに理解を求める井上副大臣

 環境省の井上信治副大臣は24日の福島県富岡町議会全員協議会で、指定廃棄物などの最終処分場に関し、追加の安全対策と地域振興策を説明し、受け入れに理解を求めた。議会側は評価する意見も多く、議論が出尽くしたとして協議を終え、町に判断を委ねた。宮本皓一町長も国の追加対応を好意的に受け止め、受け入れに向けた環境が整いつつある。
 協議会で宮本町長は長引く議論を踏まえ「懸念を一点の曇りなく払拭(ふっしょく)するのは困難だ。国は町と議会の意向に沿って対応しており、一定の評価ができる」と総括した。
 県の担当者も出席し、計100億円の交付金を富岡、楢葉両町に拠出する方針を示した。
 議員からは「お金をあげるから処分場を引き受けろというのはおかしい」などと強い反発が出た一方、雨水の浸水抑制など安全対策には肯定的な意見もあった。「風評被害対策が課題だが、だいぶ受け入れられる状況になってきた」と前向きに受け止める声も出た。
 井上副大臣は「一定の評価を町長、議会から頂いた。できる限り町民に寄り添い、しっかり対応したい」と述べ、重ねて処分場の受け入れを求めた。


2015年11月25日水曜日

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