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健康マージャン講座人気 認知症予防に

宮野理事長(手前のテーブル、右から2人目)のアドバイスを聞きながら、マージャンを楽しむ受講者ら

 認知症予防のため、仙台市青葉区の柏木市民センターが開いた「健康マージャン講座」が好評だ。市内の市民センターでは初めての試み。6回の連続講座は先日終了したが、センターは受講生の自主グループ化を促したり、新たな講座を企画するなどして「健康マージャンを地域づくりのツールとして活用していきたい」と意気込んでいる。

 「こっちのパイを捨てたらどうですか」。先日開かれた最終回。講師を務める日本認知症予防マージャン協会(仙台市)の宮野大城理事長が、各卓を回りながら受講者にポイントを指摘する。上がりが出るたびに歓声が湧く。
 9月に受講者を募集したところ、定員20人に約70人が応募する人気で、急きょ受け入れ枠を40人に拡大した。半分以上が未経験者で、3分の2を女性が占める。
 若林区から参加した事務職の女性(60)は「マージャンは若い時にちょっとやっただけ。みんなで楽しめるところがいい」と話す。
 受講者は基本的なルールから実践までを学習。第5回では、専門家による認知症に関する講話も聞き、予備知識や対処法を学んだ。
 他の施設での健康マージャン教室は珍しくないが、「高齢化が進む中、地域の健康を維持する上で、拠点となる市民センターが取り組むことに意義がある」と小野満館長。「全国健康福祉祭(ねんりんピック)」の正式種目にもなり、「手先や頭を使い、仲間づくりもできる点が地域づくりにぴったり」と語る。
 講座修了者には「同好会」を結成してもらい、継続した活動を促す。小野館長は「今後はセンターから飛び出し、出前講座なども企画してみたい」と話す。


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2015年11月28日土曜日

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