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医療ミス2人死亡 カテーテル挿入誤る

 青森県むつ市のむつ総合病院は30日、ことし5月と6月に、青森県下北地域に住む女性患者2人にカテーテルを挿入する手術でミスがあり、2人が死亡していたことを明らかにした。
 病院によると、5月12日、70代女性の排尿用カテーテルを交換しようとした際、新たに挿入したカテーテルが腎臓を通過し、近くの大静脈に達した。腎臓摘出の緊急手術をしたが、同13日に死亡した。
 6月17日には80代女性に首の静脈から人工透析用カテーテルを挿入した際、血液の逆流が確認できずカテーテルを抜いたところ、心肺が停止。その後死亡した。死因は鎖骨下動脈損傷による胸内出血。
 2件はそれぞれ泌尿器科の別の医師が担当した。病院側は書面で手術の危険性を患者側に十分説明しなかったことや、カテーテル挿入時に超音波での確認を怠ったことをミスとして認めた。2人の遺族に謝罪し、和解金計約3800万円を支払うことで合意した。
 記者会見した佐藤重美院長は「病院側の落ち度で重大な結果を招いた。大変申し訳なく、心からおわびしたい」と陳謝した。


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2015年12月01日火曜日


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