福島のニュース
  • 記事を印刷

<避難解除>楢葉帰町は388人

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が9月5日に解除された福島県楢葉町は4日、解除から3カ月の帰町状況をまとめた。帰町者は388人(235世帯)で、9月5日現在の町民7363人の5.3%にとどまっている。原発時事故時は8042人だった。
 年代別では60代が129人と最も多く、70代96人、50代79人、80歳以上45人、40代22人と続く。60歳以上が計270人で69.6%を占めた。30代は10人、20代5人で、10代は小中学生の2人、10歳未満はゼロ。若い世代が避難先にとどまり、高齢者から帰町する実態が浮き彫りになった。
 各世帯から提出された「町内居住者確認票」などから、自宅に週4日以上滞在している人数を集計した。
 町の調査では、9月9日の日中に滞在が確認できたのは127世帯だった。10月20日現在の帰町者は321人(203世帯)で、徐々に増加している。
 町復興推進課の担当者は「住宅の建築確認申請やリフォームが確実に増えており、帰町に向けた準備が進んでいるようだ」と指摘。「パトロールや相談員の戸別訪問などで、帰町者が安心して暮らせる環境を引き続き整えたい」と話す。


2015年12月05日土曜日

  • 記事を印刷

先頭に戻る