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心癒やし53回 仮設で最後の「傾聴茶話会」

最後の茶話会で近況や思い出を語り合う住民ら

 NPO法人「仙台傾聴の会」(名取市)が仙台市宮城野区の扇町1丁目公園仮設住宅で続けてきた「傾聴茶話会」が21日、幕を閉じた。今後は、あすと長町(太白区)、田子西(宮城野区)などの災害公営住宅に活動の場を移す。

 最後となった53回目の茶話会には、既に仮設住宅から転居した住民も含めて10人が集まった。熊谷正浩さん(51)=宮城野区=は「悩みを打ち明けるだけで心が軽くなった。親睦を深める貴重な場だった」と振り返った。
 茶話会は2011年8月から月1回開催。住民の多くが来年3月までに転居する見通しとなったため、一区切りとした。傾聴の会理事の村上瑞穂さん(69)は「役に立っているのか不安な時期もあったが、住民の方の表情や語る内容が豊かになっていくのを感じられてうれしかった」と活動を締めくくった。


2015年12月23日水曜日


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