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<新国立>復興手助け隈氏案採用 被災地祝福

隈氏が建築設計した登米市の登米町伝統芸能伝承館「森舞台」

 新国立競技場建設で建築家隈研吾氏のデザイン案の採用が決まった22日、隈氏と関わりの深い宮城県南三陸町と宮城県登米市から祝福と期待の声が上がった。南三陸町は、町内産スギが建設資材に使用されるよう働き掛ける方針を示した。

 この日、定例記者会見で佐藤仁南三陸町長は「喜ばしいニュースが飛び込んできた。おめでとうと伝えたい」と語った。隈氏は東日本大震災から復興を目指す同町志津川地区のグランドデザイン作成を担った。佐藤町長は「隈氏の手掛けた町並みや橋を見たがる人が町に来るだろう」と交流人口の拡大を期待した。
 さらに「隈氏提案の競技場屋根には木材が使用されるという。南三陸産材の使用を願って積極的にアプローチしていく」と述べた。「森林管理の国際認証『FSC』を取得した南三陸産材が全国に知れ渡る機会になる」と効果も予測した。
 登米市の登米町伝統芸能伝承館「森舞台」は、隈氏が建築設計を担当し、1996年に完成した市所有の能舞台。周囲の森林と調和したデザインで、翌年に日本建築学会賞を受賞した。
 森舞台を管理するとよま振興公社の関係者は「とても誇らしいこと」と隈氏を祝福。布施孝尚市長は「うれしい。隈氏は被災地復興に貢献しており、新国立競技場が復興のシンボルになると期待する」と話した。


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2015年12月23日水曜日

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