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設備完成、復興の力に 県水産センター施設

新築されたアワビ採苗飼育棟でテープカットをする出席者

 東日本大震災で石巻市牡鹿半島にあった旧施設が全壊し、七ケ浜町松ケ浜に移転、再建された宮城県水産技術総合センター種苗生産施設の完成式が25日、現地で行われた。関係者約70人が出席し、テープカットで完成を祝った。
 漁港に面した約1万平方メートルの敷地にアワビやアカガイの種苗生産、ヒラメの中間育成をする設備など9棟を整備。事業費総額は約42億4500万円で、国の復興交付金を活用した。
 ことし10月に一部業務を開始し、北海道から搬入したアワビ稚貝約60万個の飼育などを進めている。2017年度には施設内で採苗し、育成したアワビの放流事業が再開される予定だ。
 県漁協の丹野一雄会長は「早期の復活を待ち望んでいた。施設の完成は新たな栽培漁業の始まりを意味し、水産の復興を強く後押しする力になる」と期待を寄せた。


2015年12月26日土曜日

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