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<北限のサル>雪のない冬 生態調査始まる

柵の柱の上に座り、周囲の様子をうかがうニホンザル

 青森県下北半島に生息する国の天然記念物「北限のサル」(ニホンザル)の冬の生態調査がむつ市で行われている。同市脇野沢での調査が25日に始まり、調査員の前に多くのサルが姿を見せた。調査は29日まで。
 調査は市から委託を受けたNPO法人ニホンザル・フィールドステーションが実施。「脇野沢・湯の川」「大畑・薬研」の市内2地区が対象で、21日から大学生や研究者ら約50人が参加している。
 25日の調査では、脇野沢小沢地区で「A2−85群」と呼ばれる群れのサルが姿を現した。積雪ゼロの極めてまれな状況の中、調査員らは双眼鏡を使って個体を確認。柵の柱の上に座り、周囲を注意深く見回すサルの姿が見られた。
 松岡史朗事務局長は「雪がないことがサルの暮らしにどう影響するのか調べたい」と話した。


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2015年12月26日土曜日


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