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<常磐線>浪江−小高 復旧工事来月着手

 JR東日本水戸支社は25日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で不通となり、2017年3月の運転再開を目指す常磐線浪江(福島県浪江町)−小高(南相馬市)で、来年1月6日に復旧工事を始めると発表した。
 同区間8.9キロは第1原発から20キロ圏内で、大半が避難指示解除準備区域、一部が居住制限区域に指定されている。JR東の測定によると、線路上の空間線量は最大で毎時1.5マイクロシーベルト。国の直轄除染に加え、JR東も山間部などで除染を実施する。
 地震で左右にずれた橋脚や変形した線路、傾いた電化柱などを修繕し、信号・通信設備を交換する。工期は約1年で、事業費は約50億円。
 浪江町は17年3月以降の避難指示解除を目指している。水戸支社は、解除が遅れた場合は「町と運転再開の時期を協議する」と説明した。
 福島県内の常磐線の不通区間は、相馬−浜吉田(宮城県亘理町)が16年末の再開を予定。竜田−富岡は18年春までの開通を目標にしている。時期が未定の富岡−浪江について、水戸支社は「試験除染の結果をもとに除染方法を固めた上で、全体の工程を決めたい」としている。


2015年12月26日土曜日

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