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震災デジタルアーカイブ構築へ 岩手県

 岩手県は2016年度、東日本大震災の被災状況や復興の過程を記録した写真、映像、文書を網羅した「デジタルアーカイブ」を構築する。教訓の伝承や防災教育の分野で役立ててもらうことを念頭に、市町村や関係機関と連携して資料を収集する。17年度にウェブサイトで公開を始める予定。
 収集するのは(1)津波の状況を捉えた写真や映像(2)各自治体の災害対策本部の議事録や復興計画の文書(3)避難所や仮設住宅の暮らしぶりが分かる活動記録−などを想定する。
 被災前の地域を撮影した写真も集め、被災後と比較できるようにする。いずれもデータベース化してアーカイブで公開する。
 津波の衝撃で止まったままの時計、避難所に張り出された生活情報を伝えるチラシなども保存する。陸前高田市の高田松原地区に整備される予定の震災津波伝承施設に展示する。
 県や市町村が保存する資料を優先して収集し、警察や自衛隊など関係機関にも協力を呼び掛ける。内陸市町村による後方支援に関する資料も対象とする。
 県は来年度予算案にシステム構築や資料収集に必要な経費を計上する方針。


2015年12月28日月曜日

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