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<初売り>福袋「体験型」で独自色

 豪華な福袋や景品で知られる新春恒例の仙台初売りが来年1月2日、仙台市中心部などで始まる。大型店などは衣料品といった定番に加え、体験型の企画商品をそろえて来店客にアピールする。昨年4月の消費税増税で落ち込んだ個人消費に回復の兆しがうかがえる中、新年の商売繁盛を願ってムードを盛り上げる。
 藤崎は3万個の福袋を販売する。限定福袋は来年3月開業の北海道新幹線に合わせ、函館の食と観光を楽しむツアー(18万円)などを用意。5階建て賃貸併用住宅(1億2000万円)、婚活を応援する「女子力UPで恋(婚)に勝つ(活)」(2万円)などもある。伊勢志摩旅行や長崎旅行が当たる抽選会も開く。
 仙台三越は5万個を準備し、企画福袋は「非日常」を演出。空からの夜景周遊とホテルの最高級客室ペア宿泊(108万円)、仙台うみの杜水族館(宮城野区)宿泊体験(2万5920円)などをそろえた。
 さくら野百貨店仙台店(青葉区)は創業70年にちなんで、700〜70万円の福袋を提供するほか、山形県の温泉日帰りバスツアーを7777円で販売する。日本酒の振る舞いや現金つかみ取りなどの懐かしいイベントを復活させる。
 来年3月に新館が開店するエスパル仙台店(同)は、グループのホテルメトロポリタン仙台と連携した福袋を売り出す。結婚する女性が女友だちと楽しむパーティー付きの挙式披露宴(100万円)、リムジン周遊とロイヤルスイート2時間貸し切りの女子会(6万円)などを企画した。
 他の大型店や商店街各店も趣向を凝らした景品を用意。青葉区の一番町四丁目商店街は2日午前10時から1割増共通商品券を販売する。仙台商工会議所などは公式サイト「仙台初売りドット混む」で外国人向けの情報発信にも力を入れる。

仙台初売りを前に、急ピッチで進む福袋の袋詰め作業=26日、仙台市宮城野区の藤崎物流センター

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2015年12月30日水曜日

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