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<高校サッカー>青森山田 劇的8強

桐光学園―青森山田 PK戦に勝利し、喜ぶGK廣末(右から3人目)ら青森山田イレブン=ニッパツ三ツ沢

 第4日は3日、千葉市のフクダ電子アリーナなどで3回戦8試合が行われ、青森山田のほか全国高校総体優勝の東福岡、前回覇者の星稜(石川)、富山第一、前橋育英(群馬)、国学院久我山(東京A)、駒大高(東京B)、明徳義塾(高知)が8強入りした。
 青森山田は桐光学園(神奈川)を2−2からのPK戦の末に下した。東福岡は総体決勝で破った市船橋(千葉)を0−0からのPK戦で退けた。星稜は中京大中京(愛知)に1−0で勝ち、前々回優勝の富山第一は矢板中央(栃木)に2−1で逆転勝ち。前回準優勝の前橋育英は帝京三(山梨)を3−1で破った。
 準々決勝は5日に実施され、青森山田は横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で富山第一と対戦する。

 ▽3回戦
青森山田 2 0−1 2 桐光学園(神奈川)
       2−1
    (PK5−4)
▽得点者【青】成田、吉田【桐】小川2

 【評】青森山田が土壇場でPK戦に持ち込み、競り勝った。0−2の後半ロスタイム、CKのこぼれ球を成田が押し込み1点を返すと、さらに原山のロングスローを吉田が頭で決めて追い付いた。PK戦はGK広末が桐光学園の小川のキックを止め、5−4で制した。

<GK広末、コース読み切る>
 「命拾いした試合。失うものは何もない」と臨んだ青森山田のGK広末がPK戦で、相手エースのコースを読み切り、劇的な勝利に貢献した。
 自身が左隅にキックを決めて、4対4とした後、U−18(18歳以下)日本代表のチームメートである桐光学園の小川と向かい合った。「自信があるのは右方向のはず」と確信すると、あえて左側を指さす心理戦も展開。読み通りに右枠いっぱいに飛んだボールを横っ跳びではじいた。
 この試合、小川に2点を決められ、「GKの責任は大きい」と悔しさを募らせていた。同点に結び付いたロスタイムの2度のセットプレーでは「おとりになって、注意を引きつけよう」とゴール前に上がり、最後まで戦う姿勢を示した。


2016年01月04日月曜日


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