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<原発避難>仮設校舎で古里誇るかるた読む

浪江町の歴史や文化を題材にした「なみえっ子カルタ」

 東京電力福島第1原発事故で避難し、福島県二本松市の仮校舎で授業を再開している福島県浪江町の浪江小、津島小の児童が、古里の歴史や文化を題材にした「なみえっ子カルタ」を作った。
 かるた作りは2012年度から、町の自然や伝統芸能を学ぶ「ふるさとなみえ科」の授業で取り組んでいる。本年度は授業のまとめとして、これまで作った約100点から46点を選んで初めて印刷した。
 読み札は浪江の風物詩や行事などを五七五にまとめ、絵札は絵本作家の指導を受けて描いた。
 <十日市 かならず買うよ わたあめを>
 <大漁旗 請戸になびく 出初め式>
など町の行事や、
 <またおいで となりのおばちゃん お友だち>
と離れ離れになった友人を思う気持ちなどをつづった。
 300セット印刷し、卒業生や転校生に送付したほか、仮設住宅や町民交流館に贈呈。12〜15日には二本松市の仮役場に展示する。
 浪江小の遠藤和雄校長は「かるたを通して古里を思い出したり、子どもたちに町の歴史や文化を伝えたりするきっかけになればうれしい」と話した。


2016年01月04日月曜日

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