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おくりびと舞台の旧割烹 酒田市長が存続意向

「NKエージェントビル」の愛称で知られる旧割烹小幡

 山形県酒田市の丸山至市長は4日の年頭記者会見で、映画「おくりびと」のロケ地として知られながら、老朽化で存続の危機にある旧割烹(かっぽう)小幡について「改修などを施し、残したい」と述べ、初めて保存、利用に前向きな姿勢を明らかにした。
 隣接する日和山公園と合わせた観光拠点として活用する方針を示し「酒田の観光に不可欠という市民の声を多く耳にした。新年度に市民参加のワークショップを開催し、広く意見を吸い上げた上で具体的な残し方を決めたい」と説明した。
 小幡は明治期の建設とされる木造2階の本館と、3階の洋館、土蔵で構成する。米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」で、主人公が働く「NKエージェントビル」として用いられ、一時は年間12万人近い観光客が訪れた。
 所有する市は、老朽化により2013年度で建物内の一般公開を打ち切った。修繕費は本館と土蔵だけで1億円超とみられ、市当局は改修に言及していなかった。


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2016年01月05日火曜日

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