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<初競り>跳ねる活魚に高値 被災地に活気

活魚を水槽から網で引き上げて競りに掛ける関係者

 東日本大震災で被災した宮城県亘理町の荒浜魚市場で6日、初競りがあり、復興途上の港町に市場関係者の威勢良い声が飛び交った。
 底引き網、刺し網など漁船13隻からヒラメやスズキ、赤貝など約7トンの水揚げがあった。仲買人は、水槽から網で引き上げられた魚を品定めして値を付けた。
 価格は昨年末のしけの影響やご祝儀相場もあり、ヒラメで1キロ平均1842円と前年比で300円以上高く、1キロ3000円の高値を付けたものもあった。
 競り落とされた魚は各市場に出回ったほか、初競りに合わせてことしの営業を再開した荒浜漁港近くの産直施設「鳥の海ふれあい市場」で販売された。
 初競りの会場では関係者が三本締めで新年を祝った。県漁協仙南支所亘理の菊地伸悦運営委員長は「ことしも消費者に自信を持って薦められる魚を供給したい」とあいさつ。斎藤貞町長は「皆さんの元気が亘理の元気になる」と激励した。
 同漁港は昨年5月に活魚荷さばき場が完成し、被災施設はほぼ復旧した。本年度の売り上げはカレイ類やワタリガニの豊漁などで6億1800万円となり、前年度の5億5000万円を既に上回っている。


2016年01月07日木曜日


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