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<仙台東西線駅探訪>屋上から太平洋望む

仙台市内を一望できる「八木山てっぺんひろば」。「日本一標高の高い地下鉄駅」の称号が付き、見学客が絶えない=5日、仙台市太白区

 仙台市地下鉄東西線(八木山動物公園−荒井、13.9キロ)が昨年12月6日に開業してから1カ月。銀色の最新鋭車両が東へ西へ、市内を横断する光景も徐々になじんできた。新駅かいわいや人の流れはどう変わったのか。全13駅を探訪した。

◎開業1カ月/八木山動物公園駅

 西の起点、八木山動物公園駅に隣接する仙台市八木山動物公園(太白区)が劇的な開業効果に沸いている。
 2014年12月の入園者は6507人だったが、開業した15年12月は3万6395人と5.6倍に急増。チケット売り場で働く阿部幸恵さん(34)=太白区=は言う。「驚くほど増えた。高齢者にも来てもらえるようになってうれしい」
 従来は仙台駅からバスで約25分。地下鉄では半分以下の12分に短縮され、気軽に行けるようになった。
 全国で最も高い所にある地下鉄駅だ。標高136.4メートル。パーク・アンド・ライド用駐車場(519台収容)屋上にある「八木山てっぺんひろば」からは、はるか太平洋まで見渡せる。
 「日本一標高の高い地下鉄駅」の表示板もあり、記念撮影のスポットになっている。八木山ベニーランドにも近いレジャー拠点の玄関口に、新たな名所が生まれた。

<メモ>所在地は仙台市太白区八木山本町1丁目43。1日の予想乗車人員8019人に対し、昨年12月6〜31日の実績は平均約5200人。駅周辺の住宅団地は住民の高齢化が課題。開業を機に若年層の居住を促そうと、既存マンションの再生が進む。

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http://photo.kahoku.co.jp/graph/2015/12/05/20151205khg000000000000c/117.html


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2016年01月07日木曜日

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