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<ガイナックス>「福島の今」アニメで報告

アニメーションのイメージ

 福島県は8日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後の現状を伝える短編アニメーション「みらいへの手紙〜この道の途中から〜」の制作プロジェクトを発表した。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の制作会社が同県三春町に設立した「福島ガイナックス」が手掛ける。
 2月中旬、都内で完成試写会を開く予定。順次全国で上映しウェブ上にも公開する。
 アニメは2分間の作品が10本で、ストーリーは全て県内の実話に基づく。舞台は原発事故の帰還困難区域を含む県内全域から選び、実在する人物や風景が登場する。
 一部が避難区域となった川内村が舞台の作品では、村の復興のためにやってきた少女「福ちゃん」が、村民との交流を通して成長し、周囲に笑顔の花を咲かせる姿を描く。
 県と福島ガイナックスは昨年11月ごろから構想を練り、制作を進めている。構想には県クリエーティブ・ディレクターの箭内道彦さん(51)も参加した。
 制作発表の記者会見で内堀雅雄知事は「福島の力強い歩みと消えない苦悩の両方を、アニメによって多くの人の心に訴えかけたい」と述べた。福島ガイナックスの浅尾芳宣社長は「10本では語り尽くせないが、いまの福島を知るきっかけになるはず」と話した。


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2016年01月09日土曜日

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