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<全日本卓球>12歳張本、優勝目指す

ジュニアの部男子シングルスで初優勝を目指す張本=8日、仙台市の仙台卓球センター

 東京体育館で11日に開幕する卓球の全日本選手権で、仙台市東宮城野小6年の張本智和(12)=仙台ジュニアク=がジュニア(高校2年以下)と一般の部に出場する。昨年、史上最年少でワールドツアーの本戦に勝ち上がるなど着実に力を付けてきた有望株。「どんどん攻めたい」と積極的なプレーを誓う。

 昨年度の大会は、一般の部で初出場を果たした上、小学生として初めてジュニアの準々決勝に進出した。今大会は「ジュニア優勝、一般で2勝」を目標にする。
 活動拠点の仙台卓球センター(仙台市)で、監督で父の宇さん相手にラリーやスマッシュの練習に励む。果敢な攻撃を身上とし、得意なのはサーブからの3球目攻撃。「相手が打ちやすくなる前に仕留めたい」。年上の選手より球の威力が劣るため、ラリーが続くと不利になる。「(球筋などが)分かっていても打ち返せない」局面に追い込まれる前に決めることを狙う。
 練習は一日2〜3時間。遠征の移動で時間、場所が確保できない場合以外は毎日ラケットを握る。下校後、宿題を済ませてから練習場に向かうため、友人と遊ぶ時間はないという。それでも「卓球は生活の一部」と、やめたいと思ったことは一度もない。
 昨年10月にあったポーランド・オープンの予選では、北京五輪8強のクロアチア選手を破って本戦出場を果たし、確かな自信を手にした。「挑戦者の気持ちを持ち続けて自分より強い選手に勝てた」と大きな1勝を振り返る。
 この1年で10センチ近く身長が伸び、中高生や大人との体格差は少し縮まった。宇監督は「体が大きくなり球の威力が出てきた。本番で普段以上の力を出せればいい」と期待する。
 将来の夢は「日本のトップ選手になって、(20年の)東京五輪で金メダルを取る」。まずは、リオデジャネイロ五輪代表の福原愛(ANA、仙台市出身)、水谷隼(ビーコン・ラボ、青森山田高−明大出)らが頂点に立ったジュニアの部のタイトル獲得を目指す。(剣持雄治)

[はりもと・ともかず]仙台ジュニアク。仙台市東宮城野小6年。201年度の全日本選手権ジュニアの部の男子シングルスで小学生で初めての準々決勝進出。本年度の全日本選手権ホープスの部で優勝し年代別で6連覇を達成している。163センチ、51キロ。03年6月27日、仙台市生まれ。


2016年01月10日日曜日

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