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震災の文書や映像共有が大切 東北大でシンポ

講演するハサン氏

 東北大災害科学国際研究所などは11日、仙台市青葉区の同研究所で、「東日本大震災アーカイブ国際シンポジウム」を開き、震災に関する文書や映像を後世に残す意義と課題を話し合った。
 全国の地方自治体や研究機関から約180人が参加。2004年に起きたスマトラ沖地震の記録を収集、公開するインドネシア・アチェ津波博物館のトミー・ムリア・ハサン館長が講演した。
 ハサン氏は博物館の役割として(1)防災教育(2)アチェ文化の伝承(3)避難ビル−の三つを挙げ「博物館が全ての記録を所有するのではなく、多くの人が記録を共有し、記録にアクセスできることが大切だ」と強調した。
 宮城県と八戸市、千葉県浦安市がそれぞれ進めるアーカイブ事業に関する現状報告もあった。八戸市の担当者は「現在のアーカイブ利用件数を気にするよりも、いざ必要になったとき、より多くの資料を公開できているようにしたい」と述べた。


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2016年01月12日火曜日

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