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<震災4年10カ月>待つ人がいる 海岸捜索

砂浜に目を凝らし、行方不明者の手掛かりを捜すボランティアら=11日午前10時20分、気仙沼市波路上

 東日本大震災から4年10カ月を迎えた11日、宮城県気仙沼市の一般社団法人気仙沼復興協会は同市波路上明戸の海岸で行方不明者の捜索を実施した。人骨の可能性がある骨片七つを見つけ、気仙沼署に届ける。
 協会が受け入れたボランティアら約40人が海岸線約500メートルの範囲を手分けして捜した。砂浜に膝をついて熊手で探ったり、消波ブロックに引っかかった衣類を調べたりした。
 ボランティアで参加した仙台市泉区の会社員伊藤桂さん(43)は「帰りを待つ家族に手掛かりを届けたい」と丹念に探った。福井市の会社員山田葉子さん(24)は「福井では被災地のニュースを見なくなった。戻ったら、まだまだ支援できることがあると周囲に伝えたい」と話した。
 気仙沼市内の行方不明者は220人に上る。同協会は震災の月命日に合わせて不明者を捜索している。


2016年01月12日火曜日

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