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<気仙沼線>鉄路復旧「可能性小さい」

 東日本大震災で被災したJR気仙沼線をバス高速輸送システム(BRT)で本格復旧させるJR東日本の提案をめぐり、菅原茂気仙沼市長は12日、「鉄路復旧の可能性は極めて小さいと言わざるを得ない」との認識を示した。
 市は昨年12月25日の沿線自治体首長会議で結論を保留した。登米市や南三陸町はBRTによる本格復旧を受け入れており、菅原市長は12日の市議会震災特別委員会で「他市町の状況もあり、BRTで地域を良い状況にすることに議論の中心を置く」と強調した。
 BRTを受け入れる場合にJRに求めている観光振興策は、沿線の同市本吉地域を対象に検討していることを説明。津波で被災した大谷海水浴場や道の駅「大谷海岸」付近を候補地の一つに挙げた。
 菅原市長は「振興策がハード(施設整備)の場合は市が主体となり、各種補助金を使いながらできるとJRに話している」と述べた。仙台圏へのアクセス向上に向け、大船渡線から東北新幹線への乗り換え円滑化や気仙沼−仙台間の割引切符も求めている。
 首長会議では、大船渡線の沿線自治体がBRT受け入れで合意。気仙沼線は気仙沼市が結論を持ち越し、JRと個別に協議して3月に結論を出す方針。


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2016年01月13日水曜日

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