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<いわて雪まつり>雪不足 初の雪像断念

雪まつり会場の小岩井農場まきば園。積雪が少なく一部で芝生が露出している

 岩手県雫石町の小岩井農場まきば園で30日に開幕する第49回いわて雪まつりの実行委は13日、「雪の確保が難しい」として名物の雪像の製作を断念した。雪まつりは雪像なしで開催する。例年1月中旬の積雪は40センチを超えるが、ことしは約3センチにとどまり、一部で芝生が見える。雪不足で雪像が造れないのは初めて。
 ことしの雪像のテーマは「夢ロマンいわて宝島」で、古代神殿をイメージした壁ゲートや長さ80メートルの滑り台、巨大迷路など12基を設ける予定だった。実行委によると、雪像には10トントラック5000台分の雪が必要となる。8日に設置を始めたゲートと迷路の雪像用の木の骨組みは撤去する。
 これまで暖冬の年は同町の岩手高原スノーパークのスキー場から雪を運んでいたが、山頂の積雪は約50センチと例年の半分以下の状態が続く。スキー場の担当者は「ゲレンデの積雪はぎりぎり。駐車場の雪も全て斜面に運んだ。提供できる雪はほぼない」と説明する。
 期間中の雪上キャラクターショーや雪だるまコンテスト、毎日午後7時半の花火打ち上げは予定通り実施する。町観光商工課の小志戸前浩政課長は「天候の影響とはいえ、雪像を楽しみにしていた人には申し訳ない。雪像分のスペースで楽しめる代わりのイベントを考えたい」と話す。
 まつりは2月8日まで。入場、駐車場無料。午前9時〜午後9時。連絡先は実行委事務局019(692)4321。


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2016年01月14日木曜日


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