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復興へ地域と共に 河北新報社119周年式典

創刊119周年の記念式典で地域の人々への謝辞を述べる一力社長

 河北新報社は17日に創刊119周年を迎える。これに先立って仙台市青葉区の本社別館ホールで16日、記念式典を執り行った。創刊以来の社是である「東北振興」「不羈(ふき)独立」の精神を胸に刻み、地域と共に東日本大震災からの復興と地方創生に取り組む決意を新たにした。
 一力雅彦社長は式辞で、発生から間もなく5年となる被災地の現状を「いまだに18万人以上が仮設住宅などでの不自由な生活を強いられている」と指摘。「私たちの使命は東北のために力を尽くすことであり、今後も被災者に寄り添い続ける」と強調した。
 2015年国勢調査の速報値で東北の人口減少率が3.8%と過去最大となったことに触れ「小さな人口規模でも持続可能な先進モデルの創生を期待したい。新聞はさまざまな情報発信をして道しるべの役割を果たさなければならない」と述べた。
 河北新報は1897(明治30)年1月17日、一力健治郎が創刊した。題号には東北が明治維新後に「白河以北一山百文」と軽視されたことへの反発と、東北復権への志を込めた。以来、同一の題号と社是、経営を貫いている。
 16日午後には青葉区の仙台国際ホテルで、第65回(2015年度)河北文化賞の贈呈式が行われた。


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2016年01月16日土曜日


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