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福招く大黒舞続けて30年 柴田の女性団体

そろいの衣装を着て大黒舞を披露する祇園入社中のメンバー

 宮城県柴田町で小正月行事として、地域の家々で大黒舞を披露する女性グループ「祇園入社中」の活動が30年目に入った。14日夜も還暦を迎える男性宅2軒を訪れ、縁起の良い舞いを踊った。メンバーは「50年、60年を目指す」と意気盛んだ。

 同町船迫の農業大沼耕一さん(59)方には午後8時ごろ、赤い頭巾をかぶった女性4人が登場。地域の人たち約30人が集まる宴席で、金色の小づちや扇子を手に家内安全や健康を願いながら踊りを披露した。大沼さんは「還暦まで過ごせたのも地域の人たちや家族のおかげだ」と頬を緩めた。
 かつては七福神の装いで各戸を訪ねる習わしがあったが衰退。町内に残る伝統芸能は少なく、同町入間田地区の女性たちが創作を交えて新しい大黒舞を始めた。当初は入間田地区の家庭を回ったが、近年は招かれる機会が減り周辺地区に出向くことも多いという。
 中心メンバーの高橋たい子さん(67)は「目標を高く持ち、楽しく大黒舞を続けたい」と話している。


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2016年01月17日日曜日

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