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<スネカ>泣いて…怖い面にびっくり

恐ろしい形相のスネカに迫られ、泣きじゃくる子ども

 大船渡市三陸町吉浜地区で15日、小正月の伝統行事「スネカ」があった。鬼とも馬ともつかぬ恐ろしい面と、みの装束をまとった20人が「悪い子はいねえがぁ」と叫びながら地区の家々を回り、子どもの成長や豊漁を願った。
 漁業伊藤久直さん(69)宅には、住民2人が扮(ふん)したスネカが「ウォー、ウォー」とうなりながら上がり込んだ。宮古市から来ていた孫の中村蒼佑ちゃん(3)と葵ちゃん(1)の兄弟は、初めて見るスネカに泣きじゃくった。
 立ち去った後も泣きやまず、母親の千代子さん(36)は「口が達者になり、言い訳をするようになった。これを機に良い子になってくれれば」と話した。
 スネカの語源は、怠け者のすねの皮を剥ぎ取ってしまう「脛皮(すねかわ)たくり」と伝わる。2004年に国重要無形民俗文化財に指定された。


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2016年01月16日土曜日

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