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<ベガルタ>東北ゆかりの新卒4人闘志

 東北ゆかりの新卒選手が4人と、例年になく多い。プロの第一歩を踏み出した各選手は、自らが育った東北の地での飛躍を誓った。
 八戸市出身の差波は「東北に戻って戦えることに縁を感じる」と強調する。広い視野と正確なキックが持ち味で、中盤での即戦力として期待が掛かる。「仙台はもちろん、東北全体のために頑張りたい」と静かに闘志を燃やす。
 3歳で初めて仙台の試合を観戦した佐々木は、「誰よりもこのクラブが好きだ」と胸を張る。U−18(18歳以下)代表の主将を務め、仙台の将来を背負う覚悟はできている。「活躍して世界に出て、ベガルタ仙台の名を世界に知らせたい」と意気込んだ。
 他の2人も東北人としての自覚は十分。青森山田高の常田が「出身は埼玉だが、もう東北の男。(東日本大震災からの)復興に貢献できるようなプレーをしたい」と語れば、同じく埼玉出身の小島は「(仙台ユースで培った)東北魂を見せる」と気合を入れた。
 3月で震災から5年の節目を迎える。渡辺監督は「まだまだ苦しんでいる被災者が多い。復興のシンボルとして戦ってほしい」と4人の背中を押す。仙台、東北を盛り上げようと情熱を燃やす選手たちがまた増えた。(狭間優作)


2016年01月17日日曜日


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