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わらび座施設20周年「あきた芸術村」に改称

展開予定の事業を説明する山川社長(左)

 秋田県仙北市の劇団わらび座は、開業20周年を迎える4月1日に、劇場などで構成する市内の運営施設「たざわこ芸術村」の名称を「あきた芸術村」へと改める。改称で秋田県全体の芸術や観光の発信拠点としての位置付けを明確にする。記念事業も展開予定で、6月ごろには仙台市にレストランを開店する。

 12日に発表した計画によると、芸術村にある田沢湖ビールレストランの「姉妹店」を仙台市中心部に出店させる。店内は30席程度で地ビールを提供。役者のショーや秋田の観光情報のモニター放映も行い、秋田をPRするアンテナ店としての役割を持たせる。
 芸術村のわらび劇場では、秋田初の女性衆院議員和崎ハルの生涯を描いたミュージカル「ハルらんらん♪」を4月16日〜来年1月3日に上演。ことし2月の劇団創立65周年記念公演も兼ねる。芸術村内のホテルでは7〜8月、役者が青森ねぶた祭や山形花笠まつりなど東北の夏祭りを披露するステージを連日開催する。
 芸術村には温泉施設や果樹農園もあり、わらび座によると年間観光客数は約25万人。役者の殺陣の指導で侍や忍者に扮(ふん)する体験プログラムを充実させ、外国人誘客にも力を注ぐ。4月に旅行事業部門を設立し、家族連れや高齢者、障害者向けなど細かなニーズに対応した旅行プランの開発も進める。
 秋田県庁で記者会見した山川龍巳社長(63)は「秋田の豊かな風土を生かした新たな価値を創造し続け、人々に感動を届けていきたい」と語った。


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2016年01月17日日曜日

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