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羽生舞った盛岡アイスアリーナ27年の歴史に幕

スケート場としての歴史に幕を閉じる盛岡市アイスアリーナ

 体育館に改修される「盛岡市アイスアリーナ」が2月14日、スケート場として最後の無料開放を実施する。昨年9月、隣接地に通年型スケートリンク「盛岡市アイスリンク」が完成し、今季は営業していなかった。市民から「もう一度滑りたい」との要望があり、1日限りの一般開放を企画した。市民に親しまれたスケート場が27年の歴史に幕を閉じる。
 無料開放は午前9時〜午後4時。1時間ごとの入れ替え制で、それぞれ先着200人が入場できる。入場料と貸靴料が無料となる。
 アリーナは1989年10月に開館。スケートやアイスホッケーの各種大会やイベントが開かれてきた。今月9日にはフィギュアスケートの「NHK杯スペシャルエキシビション」があり、仙台市出身の羽生結弦選手(ANA、宮城・東北高出)らが出演した。直後、県内外のスケートファンから「羽生選手が舞ったリンクで滑りたい」という要望が相次いだ。問い合わせは今月だけで100件を超えた。
 アリーナは27日に始まる岩手国体冬季大会でスケートのフィギュア、アイスホッケー男子決勝の会場となる。その後、リンクを撤去して板張りに入る予定だったが、ファンの熱い声に応え、工事開始を1週間遅らせて無料開放日を設けた。
 吉田實館長は「予想以上の反響で驚いた。子どもの頃にスケートを楽しんだリンクで自分の子どもと滑りたいとの声もあり、本当に愛されたリンクだったと感じる。27年分の感謝を伝えたい」と話している。
 アリーナは来年4月、バスケットボールやバレーボールのほか、イベント向けの体育館として再オープンする。連絡先は市アイスアリーナ019(658)1212。


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2016年01月21日木曜日

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