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「東北のバイク乗り」被災地巡り復興後押し

東北のバイク乗りが販売したステッカー
東北のバイク乗りが作ったワッペンの試作品
ツーリングで宮城県南三陸町の防災対策庁舎を訪れたグループ会員ら=2014年7月

 インターネットの交流サイト「フェイスブック」上のグループ「東北のバイク乗り」が、東日本大震災の被災地をツーリングしながら地域経済の支援を続けている。新たに会員を示すステッカーの販売を開始。収益全額を被災した子どもたちに寄付する活動にも乗りだした。
 グループは、被災地を走り、被災者と交流しながら給油や食事をすることで地域経済の支援につなげようと2012年8月に発足した。会員は東北6県を中心に約3400人と、ライダーが組織するフェイスブックグループとしては東北最大規模を誇る。
 設立メンバーでグループ代表を務める中学校教諭梁田岳史さん(48)=秋田県横手市=は「当初は津波被災地を走っていいのかどうか不安だった。住民の方から『来てくれてうれしい』とフェイスブックへの書き込みがあり、続けてこられた」と振り返る。
 会員数は順調に増えたが、訪問先で互いにグループの一員と知らず、後日、書き込みを見て初めて気付いたケースが続いた。一目で仲間が分かるよう、バイクの車体に貼るステッカーを作った。
 「GO NEXT! 東北のバイク乗り」のメッセージを入れ、昨年9月から1枚500円で販売。経費を除いた売り上げ約60万円を先月、宮城県の「東日本大震災みやぎこども育英募金」などに寄付した。
 会員の要望を受け、ライダースーツなどに付けられるワッペンの試作品も作った。近く1300円程度で販売を始め、売り上げを寄付する予定だ。
 バイク乗り以外の賛同者にも寄付してもらえるように、バンダナやTシャツを製作、販売する計画もある。梁田さんは「少しずつでも、時間をかけて復興の後押しができるような活動を続けたい」と話す。


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2016年01月21日木曜日

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