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<川内マラソン>福島再生へ川内選手も走る

2013年の村のイベントに参加し、村民とジョギングする川内選手(手前右)=福島県川内村提供

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域が残る福島県川内村で4月30日、「川内の郷かえるマラソン〜復興から創生への折り返し〜」が開催される。原発事故からの再生と村の活性化に向けた初めての試み。村は村外からも参加者を募っている。
 種目はハーフマラソン(定員500人)、10キロと5キロ(各250人)、小学生との親子による1.5キロ(100組)。ゲストランナーに「公務員ランナー」の川内優輝選手(埼玉県庁)、リオデジャネイロ五輪代表候補の吉田香織選手(ランナーズパルス)らが予定されている。
 川内選手は2013年12月にあった村のイベントに、「川内」つながりで参加。その際、村でマラソン大会が開催されれば参加すると約束したという。
 マラソン大会は、村に派遣されている復興支援員が以前から構想を練っていた。昨年11月、川内小6年の男子児童が村の未来を考える特別授業「復興子ども教室」で提案したことが弾みとなり、実現にこぎ着けた。将来は日本陸連の公認も目指す。
 大会では川内特産のそば粉ガレットやそばビールなどを提供するフードコートの設営も検討。村の担当者は「交流人口が増え、地域振興にもスポーツ振興にもつながる。多くの人が参加し、田園風景を楽しんでほしい」と話している。
 大会名は、天然記念物に指定されているモリアオガエルの繁殖地が村内にあることにちなんだ。
 申し込みはウェブサイト「SPORTS ENTRY」「RUNNET」で3月31日まで。連絡先は大会事務局0240(38)3806。会場設営、給水、誘導などのボランティアも募集している。


2016年01月22日金曜日

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