福島のニュース

<避難区域>ヨークとダイユーエイト出店へ

ヨークベニマルなどが出店を計画しているショッピングセンター。清掃作業が進められている

 ヨークベニマル(郡山市)とホームセンターのダイユーエイト(福島市)が、東京電力福島第1原発事故の避難区域の福島県富岡町内への出店を決めたことが22日、分かった。今秋以降に町が開設する公設民営の複合商業施設の核店舗となる。町は早ければ2017年4月以降の帰還を目指しており、生活環境の改善につながることを期待する。
 宮本皓一町長が同日、いわき市内であった町の賀詞交換会で明らかにした。複合商業施設は、震災前にヨークベニマル富岡店などが入っていたショッピングセンターの建物を再利用する。町は国の補助金の活用を見込む。
 ヨークベニマルは主に食料品を扱い、ダイユーエイトはDIY向け商品を充実させ家屋の修繕需要などに対応する。地元の飲食店4店舗も入るほか、町はドラッグストアや100円ショップの誘致に向け、関係者と協議している。
 ヨークベニマルは避難区域内で富岡店など計4店舗を休業中。ダイユーエイトも富岡店と小高店(南相馬市)の営業を休止している。両社とも避難区域での再出店は初めてで、復興を支援しようと、町の要請に応えた。
 町産業振興課の担当者は「日常生活を下支えする両社の出店で、住民の利便性が向上する」と話す。避難指示が解除された楢葉町など周辺自治体の住民帰還を後押しする効果も期待されるという。


2016年01月23日土曜日

先頭に戻る