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心のケアにも成果 被災地支援でフォーラム

「『音』で笑顔に!」をテーマにした取り組みを紹介した吉成小の児童

 宮城教育大が2013年度から取り組んだ「学びを通した被災地の地域コミュニティ再生支援事業」が本年度で終了することを受け、これまでの活動などを検証するフォーラムが23日、仙台市青葉区の市博物館ホールであった。
 個別事業の紹介では、女川町女川小の青山修司教頭が学生らによる学び・遊び支援について報告。「大震災から子どもたちの心のケアが軽減するには、5年かかると言われている。心の傷を抱えた児童に対し、お兄さん、お姉さんの立場で接してもらい、非常に良かった」と評価した。
 仮設住宅訪問などの支援活動に参加した仙台市吉成小6年の児童13人は「『音』で笑顔に!」をテーマに、被災地の自然から聞こえる音を集め、詞を作って歌にする取り組みを紹介した。
 「成果を生かして、明日へ踏み出す」と題したパネル討論も行われ、「ボランティアを経験した学生の成長ぶりは目を見張るものがあった」「被災地のコミュニティーの核は学校しかない。今回の事業で、学校と地域が連携する形を示すことができた」などの意見が出た。


2016年01月24日日曜日


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