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<避難指示>福島・川内2地区を今春解除へ

春をめどに避難指示を解除する方針が示された住民懇談会

 政府の原子力災害現地対策本部は23日、東京電力福島第1原発事故に伴う福島県川内村東部の荻・貝ノ坂2地区の避難指示について、今春をめどに解除する方針を示した。今月31日までの予定で実施している準備宿泊は延長する。同村で23日にあった住民懇談会で明らかにした。
 村内外に避難する住民8人が参加。政府は追加除染の効果や除染廃棄物を保管する貝ノ坂地区の仮置き場の管理状況などを説明した上で、気候が暖かくなってから避難指示を解除する意向を伝えた。2地区が解除されれば、村内の避難区域は全て解消される。
 昨年11月1日から実施している準備宿泊は避難指示の解除まで継続する。今後、村と具体的な解除時期を協議し、あらためて開く住民懇談会で提示する。
 住民からは「追加除染をしても放射線量が上がる場所がある」「農地やインフラが整備されなければ帰宅できない」などの意見が出た。遠藤雄幸村長は懇談会終了後、「帰還できる状況を整えることが大事だ。家に戻りたい人の思いを受け止めたい」と語った。
 2地区は2014年10月、居住制限区域から避難指示解除準備区域に変更された。準備宿泊の対象は19世帯52人で、1世帯2人が登録している。


2016年01月24日日曜日

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