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都市の復興 後藤新平の功績に学ぶ

帝都復興院の復興計画について説明する小野寺さん

 1923年に起きた関東大震災後の帝都復興院総裁として力を振るった後藤新平(奥州市出身)の取り組みに、東日本大震災からの復興のヒントを探るシンポジウム「帝都復興からの学び」が、盛岡市のホテルであった。
 元岩手県復興局副局長で県土地開発公社常務理事の小野寺徳雄さん(60)が講演。後藤の復興計画について「あまりに壮大で縮小せざるを得なかった。衛生面や交通面の課題を徹底的に分析し、生活再建を優先した計画だった」と説明した。
 当時の計画縮小により、区画整理できなかった都北部の木造家屋の密集地域で延焼対策に毎年100億円が投じられた点を指摘。「100年先を見据えて今やるべき事業を見定める必要がある」と語った。
 国が復興道路として建設中の三陸沿岸道路や復興支援道路については「復興資産と捉えるべきだ。岩手の交通体系は変革期にある」と指摘した。
 日本技術士会岩手県支部の主催で約80人が参加した。


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2016年01月25日月曜日

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