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藤沢周平しのび寒梅忌

隣人だった藤沢周平をしのんで民謡を披露する原田さん

 鶴岡市生まれの小説家、藤沢周平をしのぶ「寒梅忌」が24日、市内で開かれた。東京・練馬の住まいが隣同士で、交流があった民謡歌手の原田直之さん(73)=福島県浪江町出身=が思い出を語り、藤沢文学ゆかりの民謡も披露した。
 代表作「必死剣鳥刺し」の原稿を譲られるほど親交があった原田さんは、「クラシック音楽好きで知られる藤沢先生は民謡も詳しかった。一度入れてもらった書斎には、作品の登場人物の名前が重ならないよう紙札に書いて壁に張られていた」と振り返った。
 秋田県の民謡で、藤沢文学初期作品のタイトルにも使われた「ひでこ節」や、原田さんが師事した宮城県七ケ浜町出身の歌手我妻桃也が得意とした「斎太郎節」を約300人の来場者の前で披露した。東日本大震災の復興支援ソング「花は咲く」を来場者と合唱し、締めくくった。


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2016年01月25日月曜日


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