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未明の県庁に不審な男 医療整備課に侵入か

不審な男が鍵を借用した宮城県医療整備課のドア

 宮城県は25日、23日未明に不審な男が県庁舎に侵入し、庁内に約1時間居続けたとして、建造物侵入容疑で仙台中央署に被害届を出したと発表した。警備員が身分証を確認しなかったのが原因で、県は「単純な人的ミス」と反省した。
 県管財課によると、男は23日午前3時15分ごろ、夜間・休日の入退庁窓口の防災センターで、実在する医療整備課職員の名前を警備員に告げ、同課の鍵を借りようとした。
 対応した警備員が身分証提示を求めると、男は「持っていない。戻って持ってくる」と立ち去った。約10分後に再び現れ、別の職員を名乗って別の警備員から鍵を借用し、約1時間後に返却した。
 警備員が鍵返却時の記録簿などを照合した結果、男が入庁時と退庁時で異なる氏名を記入していたことが判明。医療整備課に確認したところ、同課職員2人に来庁の事実はなかった。
 医療整備課は病院設立の許認可や准看護師の免許交付などを所管。課内を荒らされた様子はなく、不審物もなかった。課内のパソコン使用履歴について調査を進めている。
 男はマスク姿で身長約170センチ。黒っぽいコートとズボンを着用していた。20代前半とみられる。
 防災センターの運営マニュアルでは、警備員は入庁証明書や運転免許証などで来庁者の本人確認をしなければならないが、2回目に応対した警備員が怠った。


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2016年01月26日火曜日

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