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<東通原発>建設再開「明確に示せぬ」

 東京電力の広瀬直己社長は25日、建設工事を中断している同社の東通原発1号機(青森県東通村)の工事再開について、「明確に示せる状況ではない」と述べた。東通村で越善靖夫村長と面会後、取材に答えた。
 広瀬社長は、福島第1原発事故への対応や会社の経営状況の安定化が優先課題になるとの考えを強調。その上で、東通原発の建設工事再開に向けた経営環境の改善に力を注ぐ意向を示した。
 東電は4月に持ち株会社制に移行する。広瀬社長は「原子力は(福島の)廃炉を含めて持ち株会社本体に所属し、会社全体で原子力を支える。移行によって経営方針が変わることはない」と話した。
 広瀬社長は面会した越善村長に工事中断を陳謝した。越善村長は「重要地点と言いながら、先行きを示さない。地域をないがしろにしている」と不満を示し、早期の工事再開を求めた。


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2016年01月26日火曜日


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